精神安定

2004年5月21日 日常
情緒不安定はだいぶ安定してきました。
私の言う「安定」は、「気分が落ち込みっぱなしでなく明るい時も出てくる」という事。でも結構些細な事でまた落ち込んだり、もっと些細なことで浮上したり、理由もなく沈んだりする。ちょっとタチが悪いと思います。

仕事をしている時間と一人でいる時間・家族といる時間が非常に辛い。それって、今の生活だと寝ている以外のすべての時間じゃん…。
誰かと会っていればそれなりに元気が出るのだけれど、そもそも「会おう」って発想がない。誘われれば嬉しいから「やっぱり誰かに会いたかったんだ」って気がつく。
よっぽど沈んでいると断ってしまいます。そして後悔します。


けれど「浮上する時間」が出てきた事は大変いい事だと思います。精神安定剤のおかげかな。
本当に薬を飲んでいるわけでなく、ものの例えね。
「心が落ち着く事」がウッカリ見つかってしまったってとこ。

けど、その「精神安定剤」は即効性だし効き目も強力なんだけど持続性がイマイチなのです……。だからって気軽に服用も出来ないし、そんな事を繰り返していては依存症になってしまう。

どんな薬も、服用には注意が必要です。
でも確実に、私は安定に向かっています。やっぱり今の私にはとても必要なのです。


一番初めに作ったサイトから数えると、日記を書き始めてもう5年目。2000年4月から書き始めているものね。
私はそのころからこんなに辛い辛いと訴えていただろうか?
以前はもっと、明るくて前向きだった気がする。


思わずログを読み返しました。なんか別の人みたい。やっぱり「仕事が忙しい」とはたくさん書いてあった。
本も今よりたくさん読んでたし、映画もたくさん見てた。
ドラマも見てたし、編み物もしていた。
そして「6番目の小夜子」も読了していた……忘れていた…読んでたんだ…。読んでないから読まなきゃって思ってたよ…。

昔の私って、どんなんだったっけ?
昔の自分よりは今自分のほうが好き。大人な振る舞いが少しずつ出来るようになってきたから。
でもあの頃は「仕事が嫌だ」とは常に思っていたけど「生きる意味」を考えたりしていなかった。憂鬱になる事はあってもこんなに長引いていなかったと思う。続いても3日ぐらい。
眠れなくなる事も今より少なかったし、もっと、こう、気力に満ちていた気がする。

私はどうしてこうなっちゃったんだろう。



情緒とは、情動のことらしい。
情動とは「感情のうち、急速にひき起こされ、その過程が一時的で急激なもの。怒り・恐れ・喜び・悲しみといった意識状態と同時に、顔色が変わる、呼吸や脈搏(みやくはく)が変化する、などの生理的な変化が伴う」だって。
goo国語辞典より。

めまいや息切れはなくなりました。おきてもごく稀です。
立ちくらみや貧血はしょっちゅうです(笑)。慣れって怖い。どれだけクラクラしてても「倒れる」って思うことはないもん。

だめね、ほうれん草と海草をきちんと取らないと。



毎日、こんな事ばかり考えてすごしていてもアレなので、毎日、こんな事から目を逸らして過ごしています。見えなくはなったけど、なくなったわけではないのでたまにはこうやって、自分に整理して言い聞かせないと、私はまたどんどん弱くなっちゃう。

強くなろうっと。
ほんとは強いんだから、弱いふりするのは止めよう。

長文ごめんなさいでした。

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